honeycomb
蜜蜂の徒然雑記帳。うっかりネタバレしてることもあるので要注意。
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読書感想:メグとセロンⅢ
メグとセロンⅢ ウレリックスの憂鬱(時雨沢恵一/電撃文庫)
ある意味予想外でした。
今までの流れからいって、冬休みの話になるかと思ったんですが…。
メグセロは三部作では終わらないのかな。
以下感想
ある意味予想外でした。
今までの流れからいって、冬休みの話になるかと思ったんですが…。
メグセロは三部作では終わらないのかな。
以下感想
■ストーリー
物語は冬休み――ではなく、前作の後日です。夏休み真っ只中。
前作でチラチラ登場していたアーサー部長とソフィア副部長の話で、ぶっちゃければ所謂ラブコメです。一応ミステリィもどきな要素はあるものの、本当に「もどき」で、今までのシリーズのように軍人さんや警察のお世話にはなりません。だからという訳ではないんですが、最終的なのオチもいまひとつと言うか、正直こじつけ感が……むにゃむにゃむにゃ。
ただし作者様によれば、「『メグセロ』シリーズは、主役六人が仲良く騒動を楽しむ、という作品です。」とのことなので、『アリソン』や『リリトレ』とは別枠で考えたほうが良いのかも。そもそもラストシーンは既にⅠ巻の冒頭で提示されていて、つまりはそこに辿り着くまでの、メグとセロンの恋物語な訳ですし。そう考えれば、これはこれで、と言ったところなのでしょうか。
■キャラクター
前作で一瞬払拭されたかに見えたセロンのへタレ、もとい乙女っぷりが、以前よりもパワーアップして炸裂してます。物語の性質上、今回はシリアスがあまり求められなかった所為もあるでしょうが…それにしたって、ねぇ?(笑) メグの容赦ない言葉攻め(悪気は無い)に心の悲鳴を上げるセロン。それからセロンの心情を察するラリーの“衛生兵!衛生兵はどこだ!”という心の叫び――は多分今回の見所の一つの筈です。(笑)
主役が6人と大所帯の所為か、アーサー部長とソフィア副部長の掘り下げがイマイチだったのが少し残念だったかも。ストーリー的には何の問題も無いんですが、もう一押し欲しかったです。
■その他
上下巻じゃなく、かと言って一冊が分厚い訳でもなく。物足りないって人もいるかもしれませんが、私的には内容に見合った文章量に感じられてとても読みやすかったです。
さて、前作のアーサー部長たちと同じように、今回描かれたのがリリアでした。となると次回はリリアを絡めたエピソードになるのでしょうか。前シリーズの主役の登場に『メグセロ』メンバーが呑まれないことを祈りつつ、次回作が楽しみです。
物語は冬休み――ではなく、前作の後日です。夏休み真っ只中。
前作でチラチラ登場していたアーサー部長とソフィア副部長の話で、ぶっちゃければ所謂ラブコメです。一応ミステリィもどきな要素はあるものの、本当に「もどき」で、今までのシリーズのように軍人さんや警察のお世話にはなりません。だからという訳ではないんですが、最終的なのオチもいまひとつと言うか、正直こじつけ感が……むにゃむにゃむにゃ。
ただし作者様によれば、「『メグセロ』シリーズは、主役六人が仲良く騒動を楽しむ、という作品です。」とのことなので、『アリソン』や『リリトレ』とは別枠で考えたほうが良いのかも。そもそもラストシーンは既にⅠ巻の冒頭で提示されていて、つまりはそこに辿り着くまでの、メグとセロンの恋物語な訳ですし。そう考えれば、これはこれで、と言ったところなのでしょうか。
■キャラクター
前作で一瞬払拭されたかに見えたセロンのへタレ、もとい乙女っぷりが、以前よりもパワーアップして炸裂してます。物語の性質上、今回はシリアスがあまり求められなかった所為もあるでしょうが…それにしたって、ねぇ?(笑) メグの容赦ない言葉攻め(悪気は無い)に心の悲鳴を上げるセロン。それからセロンの心情を察するラリーの“衛生兵!衛生兵はどこだ!”という心の叫び――は多分今回の見所の一つの筈です。(笑)
主役が6人と大所帯の所為か、アーサー部長とソフィア副部長の掘り下げがイマイチだったのが少し残念だったかも。ストーリー的には何の問題も無いんですが、もう一押し欲しかったです。
■その他
上下巻じゃなく、かと言って一冊が分厚い訳でもなく。物足りないって人もいるかもしれませんが、私的には内容に見合った文章量に感じられてとても読みやすかったです。
さて、前作のアーサー部長たちと同じように、今回描かれたのがリリアでした。となると次回はリリアを絡めたエピソードになるのでしょうか。前シリーズの主役の登場に『メグセロ』メンバーが呑まれないことを祈りつつ、次回作が楽しみです。
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