honeycomb
蜜蜂の徒然雑記帳。うっかりネタバレしてることもあるので要注意。
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ベーコンレタスについてのあれこれ
所謂隠語らしいですよ。
・BL?なにそれ、おいしいの?
・むしろ嫌悪感を覚える
・ネタバレ禁止!
そんな方はこの先の記事の閲覧はご遠慮下さいませ。大変危険です。
またこの先は色んなジャンルが入り乱れております。はっきり言ってカオスです。内容はひたすらアレな内容に関する考察(というか語り)で、蜜蜂の個人的主張やら趣味が丸出しです。偶に否定的な事も言っちゃうかもしれません。だからBLが超好きな方も見ないほうが……ならそんな面倒くせぇ記事載せんなやとお思いの方、御尤もです。が、載せちゃう(笑)
・BL?なにそれ、おいしいの?
・むしろ嫌悪感を覚える
・ネタバレ禁止!
そんな方はこの先の記事の閲覧はご遠慮下さいませ。大変危険です。
またこの先は色んなジャンルが入り乱れております。はっきり言ってカオスです。内容はひたすらアレな内容に関する考察(というか語り)で、蜜蜂の個人的主張やら趣味が丸出しです。偶に否定的な事も言っちゃうかもしれません。だからBLが超好きな方も見ないほうが……ならそんな面倒くせぇ記事載せんなやとお思いの方、御尤もです。が、載せちゃう(笑)
■はじめに
BL――少年同士の恋愛をテーマにしたジャンルであるが、その歴史は思いの他古い。BLという言葉こそ無かったが、その概念は古代ギリシア時代にまで遡ることが出来、かの叙情詩『イリアス』からも、英雄アキレウスと親友パトロクロスの友情を越えた仲睦まじい様子を窺うことが出来る。当時のギリシアでは、同性愛は異性同士のそれよりも純粋で尊いものとされていたのである。
時代は流れ、今日日本では空前のBLブームが起こっていると言っても過言ではない。一昔までそれはマイノリティーであり、それを愛好していることは絶対の秘密でなければならなかった。それが現在、BL愛好者=「腐女子」というある種のブランドが確立し、秘密にしていると言いつつ、その秘密の共有化が巨大なコミュニティを形成している。またこれに便乗した商品が氾濫している現状、これをブームと言わずしてなんと言うのか。今回は現代日本に生きる人間の、個人的な、極々個人的な意見を述べる。
■出会い――拒絶反応
思えば、母が買ってきた『風と木の詩』が初めてだったかもしれない。竹宮恵子氏の秀麗な絵と切なくも激しい物語は余りにもショッキングで、当時小学生だった私にはさわりを読むことしか出来なかった。その後、再びBLに接する機会を得たのは高校2年になってからで、美術部の新入部員だった女の子たちがBLの愛好者だった。(因みにBLという言葉もここで初めて知った。)彼女たちが特に愛好していたのは『NARUTO』のパロディで、所謂「同人」だったのだが、見せてもらったイラスト(カカイル)に自分は正直引いてしまった。美化と妄想の具現化が、女性の内的欲望そのものにも似て妙に生々しく、端的に言えば気持ち悪かったのだ。結果この出来事はある種のトラウマとなり、私はBLを徹底的に避けるようになった。とは言っても、当時私が興味を持っていた同人なんて『ゴーストハント』位なもので、NLが優勢なこのジャンルにおいてはそもそも避ける必要すらなかったのであるが。
■きっかけ――公式設定
そんな自分にも転機が訪れる。『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』(断わっておくが、これは別にBLゲームでない)のプレイである。私はこれに登場するセネリオというキャラクターがお気に入りだったのだが、彼はその過酷な過去から主人公のアイク以外には心を開かない、という設定の持ち主だった。故に、「あなた無しでは生きていけない…」だの「あなたのいる場所が僕の居場所です」みたいなことを劇中連発するのである。言うまでもなく二人は男同士なのであるが、セネリオの切実さと可憐な容姿が相俟って全く違和感を感じなかった。むしろ、アイクさんっっこの子を見捨てないであげてぇ~と願ってしまった位である。更に続編『暁の女神』ではそんな一部のファンの声が聞き届けられたのか、二人が抱き合うシーンや二人だけで旅立つエンディングなど、それこそ公式ヒロイン並の待遇を受けるのである。
冒頭で述べたとおり、今日本は空前のBLブームであり、商売する側もこれらのニーズに応えようと必死である。故に流石にここまでされれば、このキャラは腐女子受けを狙ったんだねと気付くのだが、時は既に遅し。私の中にもすっかりBLを受け入れる土壌が出来上がってしまっていた。恐るべし、公式設定。
■堕ちたあと――本音
一度BL土壌が出来上がると不思議なもので、公式だろうが同人だろうが平気になってしまう。以下は私のBL遍歴であるが……
ex)アイセネ→ブレ烈→ルルスザルル→ナル我ナル
こうして挙げてみると、セネリオにしても烈兄貴にしてもスザクにしても我愛羅にしても、どのキャラクターもそのジャンルにおいて一番好きなキャラクターなのである。そして相手には当然絡んで欲しいと思うキャラがくるわけだが、そこで私のBL的嗜好を振り返ってみるとある事に気が付く。私は過度なスキンシップは余り無い方が嬉しい。そんな男女みたいな関係ではなく、爽やかな親友っぽい関係の方が好ましいのだ。そう、私はこれらのCPに本当は同性愛じゃなくて、友情を求めていたのである。公式だけじゃ足りないっ!もっとこの二人に絡んで欲しいのに!そんなささやかな欲求が、いつのまにかBLにまで発展してしまっていたのである。
■おわりに
うわーーーーーーすっきりしたっっっっっ!!!!! ちょっと自分の中でBLというモノがぐだぐだしてたので……そういうときはぶっちゃけるに限るよ。
BL――少年同士の恋愛をテーマにしたジャンルであるが、その歴史は思いの他古い。BLという言葉こそ無かったが、その概念は古代ギリシア時代にまで遡ることが出来、かの叙情詩『イリアス』からも、英雄アキレウスと親友パトロクロスの友情を越えた仲睦まじい様子を窺うことが出来る。当時のギリシアでは、同性愛は異性同士のそれよりも純粋で尊いものとされていたのである。
時代は流れ、今日日本では空前のBLブームが起こっていると言っても過言ではない。一昔までそれはマイノリティーであり、それを愛好していることは絶対の秘密でなければならなかった。それが現在、BL愛好者=「腐女子」というある種のブランドが確立し、秘密にしていると言いつつ、その秘密の共有化が巨大なコミュニティを形成している。またこれに便乗した商品が氾濫している現状、これをブームと言わずしてなんと言うのか。今回は現代日本に生きる人間の、個人的な、極々個人的な意見を述べる。
■出会い――拒絶反応
思えば、母が買ってきた『風と木の詩』が初めてだったかもしれない。竹宮恵子氏の秀麗な絵と切なくも激しい物語は余りにもショッキングで、当時小学生だった私にはさわりを読むことしか出来なかった。その後、再びBLに接する機会を得たのは高校2年になってからで、美術部の新入部員だった女の子たちがBLの愛好者だった。(因みにBLという言葉もここで初めて知った。)彼女たちが特に愛好していたのは『NARUTO』のパロディで、所謂「同人」だったのだが、見せてもらったイラスト(カカイル)に自分は正直引いてしまった。美化と妄想の具現化が、女性の内的欲望そのものにも似て妙に生々しく、端的に言えば気持ち悪かったのだ。結果この出来事はある種のトラウマとなり、私はBLを徹底的に避けるようになった。とは言っても、当時私が興味を持っていた同人なんて『ゴーストハント』位なもので、NLが優勢なこのジャンルにおいてはそもそも避ける必要すらなかったのであるが。
■きっかけ――公式設定
そんな自分にも転機が訪れる。『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』(断わっておくが、これは別にBLゲームでない)のプレイである。私はこれに登場するセネリオというキャラクターがお気に入りだったのだが、彼はその過酷な過去から主人公のアイク以外には心を開かない、という設定の持ち主だった。故に、「あなた無しでは生きていけない…」だの「あなたのいる場所が僕の居場所です」みたいなことを劇中連発するのである。言うまでもなく二人は男同士なのであるが、セネリオの切実さと可憐な容姿が相俟って全く違和感を感じなかった。むしろ、アイクさんっっこの子を見捨てないであげてぇ~と願ってしまった位である。更に続編『暁の女神』ではそんな一部のファンの声が聞き届けられたのか、二人が抱き合うシーンや二人だけで旅立つエンディングなど、それこそ公式ヒロイン並の待遇を受けるのである。
冒頭で述べたとおり、今日本は空前のBLブームであり、商売する側もこれらのニーズに応えようと必死である。故に流石にここまでされれば、このキャラは腐女子受けを狙ったんだねと気付くのだが、時は既に遅し。私の中にもすっかりBLを受け入れる土壌が出来上がってしまっていた。恐るべし、公式設定。
■堕ちたあと――本音
一度BL土壌が出来上がると不思議なもので、公式だろうが同人だろうが平気になってしまう。以下は私のBL遍歴であるが……
ex)アイセネ→ブレ烈→ルルスザルル→ナル我ナル
こうして挙げてみると、セネリオにしても烈兄貴にしてもスザクにしても我愛羅にしても、どのキャラクターもそのジャンルにおいて一番好きなキャラクターなのである。そして相手には当然絡んで欲しいと思うキャラがくるわけだが、そこで私のBL的嗜好を振り返ってみるとある事に気が付く。私は過度なスキンシップは余り無い方が嬉しい。そんな男女みたいな関係ではなく、爽やかな親友っぽい関係の方が好ましいのだ。そう、私はこれらのCPに本当は同性愛じゃなくて、友情を求めていたのである。公式だけじゃ足りないっ!もっとこの二人に絡んで欲しいのに!そんなささやかな欲求が、いつのまにかBLにまで発展してしまっていたのである。
■おわりに
うわーーーーーーすっきりしたっっっっっ!!!!! ちょっと自分の中でBLというモノがぐだぐだしてたので……そういうときはぶっちゃけるに限るよ。
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