忍者ブログ

honeycomb

蜜蜂の徒然雑記帳。うっかりネタバレしてることもあるので要注意。
[132]  [131]  [130]  [129]  [128]  [127]  [126]  [125]  [124]  [123]  [122

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

映画感想:デトロイト・メタル・シティ

 デトロイト・メタル・シティ

 20世紀少年と二本立てで友達と観に行ったのは夏休み。
 腹筋が痛くなる面白さでした。

 原作とかアニメの方は未視聴ですよ。

■ストーリー
 根岸君の「no music no dream」という言葉に憧れた相川さんや佐治君。クラウザーさんの才能に夢を乗せた社長や和田。DMCに魅せられた熱狂的なファンの皆。根岸君は沢山の人に夢を与えているのに本人には全く自覚が無く、自身の夢も見失っていた。でも根岸君は何も持っていない人ではなく、気づいてないだけで最初から全てを持ってる人なので、「夢を掴む物語」というよりは「自分を見つめ直す物語」といった感じ。
 根岸とクラウザーの二重生活。どちらも守ろうと奮闘する様が非常に滑稽でした。根岸とクラウザーを分けようとするから齟齬が生じるのであって、どちらも自分だと受け入れてしまえば良いんだ、という答えに達するのがラストの流れなんだろうな。まぁ相川さんには知られたくないだろうし、ファンだってクラウザーさんの正体なんか知りたくないだろうけど。

■キャラクター
 根岸君のヘタレっぷりキモっぷりと、クラウザーさんのクレイジーさのギャップが良かった。いくら口では嫌々言っててもあれだけノれるんだから実は楽しいんでしょ、根岸君。
 根岸君サイドの人間として相川さんがいて、クラウザーさんサイドの人間に社長やファンがいて、そして実は全てお見通しのお母さんがいる。このお母さんが実に良いキャラというか良いお母さんで、正直泣けた。どんな根岸君でも受け入れて、でも笑いながら気づかない振りをしてくれてる人。理想の母だなぁ。……少し話逸れたけど、要はこうした根岸君の側面を知る人を出していくことによって、自分を見失っている根岸君に自分を見つめ直させていくのだと。
PR
Submit Comment
name
title
color
mail
URL
comment
password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
忍者ブログ [PR]
Template by repe