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honeycomb

蜜蜂の徒然雑記帳。うっかりネタバレしてることもあるので要注意。
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読書感想:メグとセロンⅡ

 メグとセロンⅠ 三三〇五年の夏休み(下)(時雨沢恵一/電撃文庫)

 夏休み編は完結。
 以下ネタバレ御免。

■構成・演出
 上巻の続きで倉庫に侵入するところから。人数が多いのでどうしてもゾロゾロ感が否めない。それぞれに役割があるから良いけど。

■キャラクター
・セロン
 カッコいいカッコいいカッコいいwww上巻の乙女っぷりが嘘のよう。いや上巻でも締める所は締めてたし、てか乙女化するのはメグが絡んだ時限定だったけどっ。探検シーンとか最後ら辺とかの鮮やかな判断はヴィルを彷彿とさせて思わすときめいてしまった。でもメグの何気ない一言で幸せのあまり気絶しそうになるとかやっぱりwww可愛い可愛いよwww

・メグ
 確かに正義感溢れてるけど天然さんじゃないみたい。ロクシェ語が拙いだけで、ベゼル語は普通だし。天然って言うより鈍感なんだな。皆が気付いてるセロンの気持ちに彼女だけが気付いてない。それもお約束みたいなものだけど。ただ最終的なゴールは既に提示されてるから、これからメグの気持ちがどう変化していくのかがめっちゃ楽しみ。

・ラリーとナタリア
 肉体派のラリーと頭脳派のセロンのコンビは相性ぴったりだし、お互いがお互いを信頼しあってるのは見てて気持ちが良いのですが、それをさり気無く引き離しに掛かってるナータさん。単に団体行動中の秘密を禁止してるだけなのか、それともヤキモチなのか。セロン相手に(笑)

・ジェニーとニック
 そもそも事の発端はジェニーだったけど、今後も彼女を通じて問題やら事件やらが提示されていく事になるのかな。ベゼル語が話せるという思わぬ特技も判明したのでメグとの会話も多くなるかも。逆にまったく掴めないのがニック。彼は何者なんでしょ?てかジェニーの捏造じゃなく、素でセロン狙いだったらウケる。

■その他
 今回セロン達とは別に(と言うか合間合間に)描かれたアーサー部長とソフィア副部長。長い付き合いだそうだけどお互いの家の事はあまり知らないらしい、と。これが今後の伏線になるのかならないのか。てか「エプスタイン」に激しく反応してしまった。友人とかユーフェミーアとか出てこないかなぁぁぁぁぁぁぁぁ。
 アリソンパパの所業の話は変化球だった。ここで持ってくるのかと思った。アリソンはこれ以上ないほど綺麗な終わり方をしてるけど、確かにその裏でとばっちりみたいなものを被った人もいるんだよな。このシリーズそんなんが多いです。アックスにしてもラウリーにしても。痛いー。
 「大使館」と「王立陸軍」というキーワードに思わず心拍数が跳ね上がるも空回り。でも出てこなくて良かったかも。ヴィル達が出てくるとどうしてもそちらに話が持ってかれちゃうので。匂わす程度が丁度良いのかも。
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