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蜜蜂の徒然雑記帳。うっかりネタバレしてることもあるので要注意。
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映画感想:ヘブンズ・ドア

 ヘブンズ・ドア

 1997年に公開されたドイツ映画『Knockin' on heaven's door』のリメイク作品だそうですよ。知らんかったー。

 以下ネタバレ感想。

■ストーリー
 好き勝手に生きてきて、ある日突然余命3日を宣告された勝人。7歳の時から病院で入院生活を送り、ついに余命1ヶ月を宣告された春海。そんな二人が海を見るために病院を脱走!しかも車は乗り逃げ!しかもその車はヤクザさんの車!しかも金も無いから途中で強盗!当然ヤクザさんからも警察からも追われ、挙句の果てに指名手配!……そんなとっても盛り沢山な話。余命云々が無かったらギャグです。でも余命云々があったからこそ、ここまでのことが出来ちゃったんだよな。どうせあと3日の命なら自分の思い描く最高のラストで終らせたい、みたいな。その最高のラストって言うのは、勝人が思い出の海に行く事も勿論なんだけど、海を見た事が無い春海に海を見せてあげたいのも強い。ラストらへんだと特に。

■キャラクター
 原作だと男と少女じゃなくて、男と男の二人旅らしいですね。その影響か、男女にありがちなラブい感じが無くさっぱり。その場のノリで脱走しちゃったから春海なんかは最初の頃は、強盗とかありえなし…!とか思って反発とかもするんだけど、物語が進むにつれて年齢とか性別とか育った環境とかそんなものは超越して、二人の間に絆が生まれてくのが良かったです。それでも刑事さんは二人の絆を「ストックホルム症候群」と見てたけど。
 やっている事の正当性は置いといて、主役二人にしてもヤクザさん二人にしても刑事さんにしても、そんなに悪っぽく見える人がいなかったです。いや、ヤクザのボスはいい悪役っぷりでしたが。今回の話で一番不憫だったのはヤクザさんの手下(しかも若い方の彼は何も知らない一般人)じゃないかと。車の鍵をうっかりかけ忘れたばっかりに……あ、でもそもそも病院に乗り付けることになったのって、余所見運転してたからなんだっけ。
 
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