この季節、和菓子屋に並ぶ水まんじゅうを見ると『キツネ山の夏休み』を思い出します。水槽の中で冷やしたそれを青いガラスの器にのせて、かき氷を雪のように添える―――作中にて瑞々しく描写されるそれに強い憧れを抱いたのは何年前のことでしょうか…(笑)
あの話には兎に角ノスタルジーを刺激しされまくりで(子どもの時の不思議な体験とか、夏の終わりの寂しさとか)、小さい頃に初めて読んだ時は感じなかったものが、今はじわじわと効いてきてヤバいです(胸とか涙腺とか)。ついでに似たような現象が『ピーターパン』とか『パフ』でも起こる。なんというイエスタディ・ワンス・モア。

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